②ワクチンが作るスパイクタンパクはコロナウイルスのスパイクタンパクと同じもので同じ作用を持つ.
ファイザーのワクチンはmRNAワクチンである.mRNA(メッセンジャーRNA)は細胞内のリボゾームでタンパクを作るための設計図であり,mRNAの配列に従ってアミノ酸がつなぎ合わされタンパク質が合成される.
ファイザーのmRNAワクチンはスパイクタンパクの完全長のタンパク配列をコードしている.つまり,ワクチンのmRNAはファイザーがこのワクチンを作った時のコロナウイルスのスパイクタンパクを人体の中で作る.
ワクチンは抗原(スパイクタンパク)の立体的な構造に対応する抗体を作らせることを目的に作成されている.そして,このワクチンは,ウイルスのスパイクタンパクと同じアミノ酸配列で同じ立体構造のスパイクタンパクを作る.
だから,
ワクチンが作るスパイクタンパクはウイルスのスパイクタンパクと同じように人のACE2に結合し,
血管内皮細胞のミトコンドリアを障害し,心臓や血管に悪さをする.
ACE2はアンジオテンシンII (血管収縮ペプチド) を血管拡張ペプチドへの変換する酵素であるから,ACE2の機能低下は結果として血管を収縮させ.血圧を上昇させる.