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知りたがり屋のブログ

この時代を生きていく上で,よく分からないことを,少しでも理解できるように努めていきたい.時間をかけて,このブログを書いている理由は愛する人達が気づき,生き延びてくれるように願うからである.

オミクロン株 Omicron株

WHOがオミクロン株と名付けた南アフリカで検出された変異株が急速に拡散しそうである.


この株はスパイクタンパクに変異部分が32カ所あり,Tulio de Oliveiraのツイートによると,
変異はスパイクタンパク質の NTD と RBD の両方にあります.

Conserved Spike mutations - A67V, Δ69-70, T95I, G142D/Δ143-145, Δ211/L212I, ins214EPE, G339D, S371L, S373P, S375F, K417N, N440K, G446S, S477N, T478K, E484A, Q493K, G496S, Q498R, N501Y, Y505H, T547K, D614G, H655Y, N679K, P681H, N764K, D796Y, N856K, Q954H, N969K, L981F
オミクロン株の変異部分


B.1.1 decendant associated with Southern Africa with high number of Spike mutations
によると(predicted escape from most known monoclonal antibodies)と記載があり,既知のほとんどのモノクローナル抗体から逃れることが予測されることが危惧されています.

つまり,この株には,これまで感染した人の血性やワクチン接種者の血性に含まれる抗体の効果がないと予測されるということです.勿論これから接種するブースターの3回目接種の効果も期待できないと言うことです.

2021年9月5日に
SARS-CoV-2デルタバリアントは、野生型スパイクワクチンに対する完全な耐性を獲得する準備が整っている
という記事を書いたが,この中でDelta 4+として示された変異—K417N, N439K, E484K, N501Yのうち,3つの部分ががオミクロン株には入っている.
ワクチンで誘導される抗体が中和抗体としての効果を持たなくなれば,従来のFc受容体依存性の抗体依存性感染増強や,感染増強抗体による抗体依存性感染増強の生じる可能性が高くなる.
現在使用されているワクチンは今後コロナウイルス感染症を悪化させると予測され,使用するべきではない.

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