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科学的な考察に則ってほしい

政策は，理論的，科学的である事が必要です．これまでの方針がそうであるからとか，各国がその方向にあるから，という理由で決定するべきではないと考えます．

コロナウイルスは変異の生じやすいRNAウイルスであり，デルタ変異株以降は，現在のワクチンの効果がかなり低下します．「ワクチンの効果は完全ではなく、接種しても感染し、他の人に感染させる可能性があります。」と内閣官房のHPに記載されているように，ワクチン接種の有無は，感染していないことを示す理由になりません．ADE（抗体依存性感染増強）の観点からは，ワクチン接種を行った個人こそ今後コロナウイルス感染の中心になるのではないかと危惧されています．よって，ワクチン接種の有無をチェックするワクチンパスポートの類いは，無意味であり，ワクチン偏重は逆に国民を危険にさらすことになる可能性があります．海外でワクチンパスポート導入が実施，あるいは計画されていますが，経済を停滞させるのみで，感染制御に対しては，返って悪影響だと考えます．

リアルタイムPCRのサイクル値（Ct）によって，感度，特異度が変化し，どの検査施設がどのCt値を用いたのか，不確定な要因があります．今後はインフルエンザで用いられている抗原検査（ウイルスに対する抗原抗体反応）が望ましいと思います．抗原検査キットを用いて，商業イベントの前にチェックするのが良いと思います．「PCRは72時間以内、抗原定性検査は24時間以内の検査結果が有効」とするのはPCRの72時間は検査の煩わしさの点から72時間としているのだと思いますが，抗原定性検査48時間くらいが現実的だと思います．抗原検査キットを正しく利用できる能力がある人に関しては，事前配布しても良いと考えます．検査キットの費用は政府の指導で1回分2000円くらいにできたら良いと思います．

本当はワクチン・検査パッケージは必要ないと考えています．

今後の感染制御はワクチンではなく，治療薬，それもインフルエンザ治療薬のような内服薬が必要です．感染したら自宅で治療薬を使用するべきである．事実や医学論文を理論的に評価した政策を希望します．5類に変更して，イベルメクチン（医学的に効果があることが示されています）を広く使えるようにすべきです．そうすれば，ワクチン・検査パッケージは行わなくとも，経済は元に戻ると考えます．