ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味
という記事がある．
一部引用すると
製造元の1つである米ファイザー社が7月28日に公表した英語の研究論文が静かに波紋を広げている。
その研究には世界各国の4万人以上が参加。ファイザー製ワクチンの2回目接種から最大6か月間に及ぶ大規模な追跡調査を行った。
その結果、ワクチン接種によって発症を防げた人の割合を示す「有効率」は91％をマークした。通常のインフルエンザワクチンの有効率は30～50％程度とされるので、かなり高い効果があるといえる。
だが多くの研究者が驚いたのは有効率ではなく、ワクチン接種後の「死亡率」だった。
研究では、16才以上の参加者約4万人を「ワクチン接種群（約2万人）」と、正式なワクチンではない偽薬を与えた「プラセボ群（約2万人）」に分けて、接種後の安全性を確認する追跡調査も行った。
その結果、管理期間中に死亡したのは、ワクチン接種群が15人、プラセボ群が14人だった。つまり、ワクチンを打っても打たなくても、死亡する確率はほとんど変わらなかったのだ。
とある．将来的にネットから消えると困るので，死亡のリストをコピーしておく．
この論文はreprint serverにある．
そして確かにこの論文には，次の記載がある．
During the blinded, controlled period, 15 BNT162b2 and 14 placebo recipients died; during the open-label period, 3 BNT162b2 and 2 original placebo recipients who received BNT162b2 after unblinding died. None of these deaths were considered related to BNT162b2 by investigators. Causes of death were balanced between BNT162b2 and placebo groups (Table S4).
16歳以上を対象にして，年齢中央値は51歳である．
コロナ肺炎の死亡率が高いとの情報をもとに，皆，コロナ肺炎で死なないようにワクチンを接種したと思うが，ワクチンの効果を，ワクチンの毒性が打ち消している結果である．ワクチンを打つと，コロナで死なない代わりに他の理由で死ぬ．と言うことである．
日本の厚生労働省が示していたワクチン接種後の副反応の状況を，数えてみたことがあったが，少なくとも，死亡者の3倍ぐらい重篤な状況になっていた．現代では，脳出血，脳梗塞では，重篤な麻痺になっても死んでしまう割合は低い．ワクチン接種には，脳卒中の死亡者がいないが，脳卒中の患者は存在しているだろうと予想している．
この研究報告の主体は，ファイザーである．できるだけワクチン接種にメリットがある結果を望んでいたはずである．
この結果が示すところは，少なくとも中央値51歳のこの研究が行われたような集団では，ワクチンを打つメリットはなさそうである．
現在進められている
若者へのワクチン接種は，害の方が大きいと考えられる．
