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この時代を生きていく上で,よく分からないことを,少しでも理解できるように努めていきたい.時間をかけて,このブログを書いている理由は愛する人達が気づき,生き延びてくれるように願うからである.

二重盲検でイベルメクチンが新型コロナの感染期間と感染力の抑制に効果を示した

まだ,査読前サーバに掲載されたものであるが,以下のような報告が出ている

Favorable outcome on viral load and culture viability using Ivermectin in early treatment of non-hospitalized patients with mild COVID-19 – A double-blind, randomized placebo-controlled trial
入院していない軽度のCOVID-19の患者の早期治療におけるイベルメクチンを使用したウイルス量と培養生存率に関する好ましい結果–二重盲検ランダム化プラセボ対照試験

Abstract

背景
抗寄生虫剤であるイベルメクチンにも抗ウイルス作用がある。我々の目的は、イベルメクチンがCOVID-19感染の初期段階で患者のウイルス排出を短縮できるかどうかを評価することである。

方法
二重盲検試験で、入院していないCOVID-19患者を対象に、イベルメクチン0・2 mg / kgを3日間投与した患者とプラセボを投与した患者を比較した。鼻咽頭スワブからのRT-PCRは、募集時とその後2日ごとに実施された。
Primary endpointは、Ctレベル> 30(非感染性レベル)とされる6日目(治療終了後3日目)のウイルス量の減少である。
Primary outcomeは、ウイルス培養の生存率の決定によって支持された。

結果
89人の患者が適格(イベルメクチン群47人、プラセボ群42人)で、年齢の中央値は35歳であった。女性は21・6%を占め、16・8%は採用時に無症候性であった。症状発現からの期間の中央値は4日であった。 2つのグループ間でこれらのパラメーターに統計的差はなかった。 6日目に、イベルメクチン群の47人中34人(72%)の患者がエンドポイントに到達したのに対し、プラセボ群では21/42人(50%)であった(OR2・62; 95%CI:1・09-6・31)。多変数ロジスティック回帰モデルでは、6日目の陰性テストのオッズはイベルメクチングループが2.62倍高かった(95%CI:1・06–6・45)。 2〜6日目の培養は、イベルメクチンサンプルの3/23(13・0%)で陽性であったのに対し、プラセボ群では14/29(48・2%)であった(p = 0・008)。

結論
イベルメクチン群ではウイルス量と生存可能な培養が有意に少なく、患者の隔離期間を短縮する可能性があった。

日本でもイベルメクチンは一応保険適応で使えることになってるはずであるが,なかなか使われていない. ワクチンによる予防が,無理であり,徐々にワクチンの弊害が目立つようになっている.いい加減,政府は安価で効果のあるイベルメクチンの使用に舵を切るべきであると考える.


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