細胞膜表面にRBDを発現するレプリコン(次世代mRNA)ワクチンで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)変異株に広範・持続的な免疫の誘導に成功:他のパンデミック病原性ウイルスに対する基盤技術としての応用にも期待
mRNAワクチンは被接種者の体内にmRNAを注入し,mRNA→アミノ酸合成→抗原(スパイクタンパク)発現という状態を作り出すことを意図していた.すでにワクチンという範疇には許されない毒性を示すことが分かっており,さらに,mRNA→
ゲノムDNAへの組み込み→アミノ酸合成→抗原(スパイクタンパク)発現となることが判明し,遺伝子改変が生じることが知られている.
そんな中で,レプリコンワクチンというワクチンが作られつつある.
このレプリコンワクチンは,アルファウイルス由来の4つの非構造タンパク質(nsP1-4)をコードする部分を増幅したい配列(スパイクタンパク配列)の前に繋いだものであり,nsP1-4がタンパクに翻訳されると,この部分が増幅したい配列(スパイクタンパクmRNA配列)を増幅する酵素として働く.
大量のスパイクタンパクは,血管や心筋細胞を破壊する毒であるから,これまでのmRNAワクチン以上に,毒性が発現する可能性があり,増幅されるmRNAについては,増幅を止める手段がない.
大分大学は25日、新型コロナウイルス向け新型ワクチンの臨床試験(治験)を早ければ10月に開始すると発表
ということだが,治験に参加すると言うことは,最悪で死亡があり得る.
治療手段のない難病やがんの場合は,命を失うかもしれない治験に参加することに命をかける意義があるかもしれない,だが,現在感染しても死亡する事のないコロナウイルス感染症のワクチンのために,命をささげるような行為は合理的な事とは言えない.
新型コロナワクチン接種は、ガンやエイズ(後天性免疫不全)を引き起こす.そのようなmRNAワクチンをレプリコン型(自己増殖型)にしてまで,人々に接種し続けようというコンセプトの研究は,技術的に優れていても,人類にとって善とはいえない.