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知りたがり屋のブログ

この時代を生きていく上で,よく分からないことを,少しでも理解できるように努めていきたい.時間をかけて,このブログを書いている理由は愛する人達が気づき,生き延びてくれるように願うからである.

財務省にメールしてみた. 

財務省のホームページの一番下右に ご意見箱 というのがある.クリックすると

ご意見箱

があったので,財務行政へのご意見 を入れさせていただいた.内容は以下のようなものである.

国家予算,決算に対するプライマリーバランスの黒字化は日本を滅ぼしてしまいそうです.

国家の財政は永遠に続くことを前提に成り立ち,個人の生命の長さに制限される個人の家計とは全く違う考え方が必要ではないでしょうか.また,国家は通貨発行権を持ち,家計はそれを持ちません.国家財政を家計にたとえることは国民に誤解を与える事になるのではないでしょうか.
現在,中国の経済規模が大きくなり,相対的に経済規模が縮小した日本は中国と比較すると圧倒的に小さな国防費しか使えない状況です.
明治維新の時,日露戦争の時,第二次世界大戦後,日本は国家として財政出動し,国の経済規模を拡大し,国を維持し,国を守ってきたと思います.現在,国家の存続が危機に瀕しているときに財政赤字の縮小を目標として財務省が動いている様子には,絶望感を感じます.
財務省は,日本の国のために存在していると思います.日本国が健全に拡大していくために財務を運営していただきたいと思います.
日本の通貨は円であり,円はほとんどが日本国内に流通していると理解しています.日本円は,国家と企業と国民が保有しています.国(日銀)が発効したお金が,企業や国民に保有され,国が国債を発行し,国民や企業が国債を購入すると言うことは,国民が豊かになっているということではないのでしょうか.
国が税金を増やして,国債を全て償還するということは,国民がもつ金融資産を奪うと言うことではないでしょうか.国が借金をなくすということは,流通している貨幣を回収することと同じであり,国民を貧しくするということと同義ではないでしょうか.国が国債を発行し,日銀(国)がお金を発行しますが,日銀の通貨供給量と政府の国債発行量の和は,国内経済にとっては,全てお金の流通量として作用するのではないかと考えていますが,いかがでしょうか.
国債の発行量は政府の赤字ではありますが,それは国民や企業の黒字です.国の赤字が国民ひとり当り900万円だとか1000万円だとかは,国民の赤字ではありません.国民の国に対する債権です.
日本の経常収支は黒字で,海外に対しては債権国です.近年国債残高が多くなっていることを財務省のホームページは強調していますが,国債の大方が国内で購入されている状態では,国民や企業の資産の合計は,日本国の国債発行額を超えることはない,と考えていますがどうでしょうか.国民や国内銀行が国債を買うほどに国民の資産は増えていきます.国債発行額が,国民の資産を越えてしまい,国家が破綻する,というような事が,経常黒字国で生じるのでしょうか?
これだけ国債を発行していても,日本の金利は低いままで,ほぼ世界の最低水準です.インフレにもなりません.どうしてでしょうか.破綻しそうな国の金利は高くなるのが普通です.日本は経済破綻する可能性が極めて低いのではないでしょうか.国の債務残高の国際比較のグラフがありますが,それぞれの国の債務の範囲は日本と同じ基準でしょうか?債務残高の定義を示して欲しいと考えます.
国家の財政赤字が大きくなろうとも,国にインフラが整備され,防災システムが整い,公立病院が赤字でも存在すると言うことは有事に対応するためのゆとりであろうと考えますがいかがでしょうか.

日本の国家存続が危機的な状況であり,国防費,科学技術開発費,インフラ整備費の増額が必要です.社会保障費も減らせませんが,国がなくなっては,財政規律を考える意味は無いと思います.
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