不躾ながら,明治ホールディングス の お問い合わせフォーム にメールを送った.
明治ホールディングス 御中
貴社子会社のMeiji Seika ファルマ株式会社がmRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」を発売する予定と聞いています.
理論的に考えて,このワクチンは危険性が大きいと考えています.
もともと,コロナウイルスのスパイクタンパクは生体に対する毒性が強いことが知られています.
1 コロナウイルスのスパイクタンパクは細胞毒であり,血管内皮細胞,心筋を傷害します.
2 mRNA ワクチンの仕組みは,生体内細胞をスパイクタンパク製造工場にするものであり,従来は癌治療などの遺伝子治療と考えられるものです.
3 使われるmRNAは生物細胞が通常作るmRNAと異なり,シュードウリジンが使われており,生体内に投与された場合,分解されにくく,また,脂質ナノ粒子に包まれて運ばれ,卵巣や精巣,脳などを含む,医学上はバリアに守られていると考えられていた臓器を含む,身体の隅々にまで到達する設計です.決して注射部位に留まるものではありません.
4 すぐに分解されないmRNAは細胞のDNAに組み込まれ得ることが分かっています.以前はmRNAがDNAに組み込まれることはないと政府やワクチン接種推進者は言っていましたが,それは覆されています.
5 シュードウリジンを用いたmRNAは,本来の生体の免疫機構に作用し,免疫抑制を生じます.そしてIgG4関連疾患を生じます.
少なくとも,これらの結果,接種による死亡リスクが高く,長期的に,発がん,免疫異常,プリオン病の可能性を高める事が心配されています.
本来,ワクチンは健康な人に接種するものであり,接種関連リスクが極めて低くなくてはなりません.
遺伝子治療としての,がんmRNA治療は,従来の治療で治癒の可能性が低い患者に用いられるものなので,多少のリスクは許容されると考えられてきました.それでも治療実施にあたっては,極めて厳重で詳しい説明と同意が求められる手段でした.
レプリコンワクチンは,このmRNAワクチン自体を自己増殖させるために,アルファウイルス由来の4つの非構造タンパク質(nsP1-4)をコードする部分をmRNAワクチン部分に結合させたもので,細胞質内で自己増殖するように作られているとされています.そして,ここまで増殖したら,増殖を止めるといった,停止のメカニズムが準備されていません.
一方で,生体細胞は,細胞情報を他の細胞に伝えるために,自己の細胞質を包含して分泌される脂質二重膜構造の小胞を作り,放出します.これを,細胞外小胞と言います.その由来や特徴によっていくつかの種類があり,研究者が独自に Ectosome,Microparticle,Shedding microvesicleなどといった名前をつけていました.最近は細胞内での由来によってExosomes(エクソソーム),Microvesicles(MV; 微小小胞体),Apoptotic Bodies(アポトーシス小体)の3種類に分類されているようです.
細胞外小胞は細胞間の情報伝達を担うため,血液や尿などさまざまな体液に含まれます.細胞外小胞は放出細胞由来の情報として,レプリコンワクチンを含むことができます.唾液や汗に含まれて放出された細胞外小胞は,他の細胞に取り込まれ,その細胞内でレプリコンは再び自己増殖する事ができると考えられます.
レプリコンワクチンが他人に伝播する証拠は示されていない,との主張がありますが,これまでの論文で,このような伝播が生じる可能性が理論的に推察されます.レプリコンワクチンが使用された場合,ワクチンを接種したくない人にステルス接種が生じてしまうことが明らかになれば,事前にその可能性を鑑み,使用前チェックを行っていないことの責任は免れないと考えられます.
これまで実施されてきたmRNAワクチンでも,「そのような事は確認されていない」と言われたことが実際は生じていることが,後日明らかになってきました.
mRNAワクチンは,ワクチンとしては非常に多くの死亡例が報告され,訴訟も行われています.
私は新型コロナ感染症が始まった2019年末から,多くの医学論文を読み,新型コロナワクチンの危険性を認識してきました.
「COVID-19 mRNAワクチン -医学論文や公開資料は何を教えてくれたか」は私が著したものです.アマゾンで販売中です.
私は医師であり,研究者としてmRNAを取り扱った経験もあり,免疫についても一般の人より知識はあると思っています.また,これまで,新しく導入された治療法が,その後,不都合な現実に直面する医療の現場を経験してきました.そして,今回のmRNAワクチン接種が始まった後は,若い人の脳卒中を含む,現在指摘されているワクチン毒性を疑わせる症例も複数診てきました.
厚生労働省のサイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00722.html)
武見大臣会見概要(令和6年7月26日(金)11:16~11:32 省内会見室)から一部引用します.
以下引用--
記者:
レプリコンワクチンの問題、特に「シェディング」の問題について伺います。2024年7月5日の会見で、この秋から接種可能となるレプリコンワクチンの「シェディング」、伝播・排出・曝露等とも呼ばれますが、その問題を指摘し、この現象に関して臨床試験あるいは何らかの調査は行われているのか、行われているのであればその結果を明確かつ科学的なデータとして国民に示すべきではないかと質問をし、武見大臣からは、「シェディング」という現象が、科学的知見として現在存在するのだということについてはまったく承知をしていないので答えようがないとのご答弁をいただきました。武見大臣は「まったく承知をしていない」と仰いましたが、平成29年度厚生労働行政推進調査事業の総合報告書から抜粋された「感染症の予防を目的とした組換えウイルスワクチンの開発に関する考え方」という文書の中に「臨床評価に関して留意すべき点」として、「増殖型組換えウイルスワクチンの場合には新生児、妊婦及び免疫抑制状態の患者等への伝播リスクが高いことが想定されるため、ウイルス排出については、慎重に評価すべきである」との記述があります。この場合、「増殖型組換えウイルスワクチン」というのはレプリコンワクチンに相当するものであると考えますが、「慎重に評価すべき」とされている「シェディング」について大臣が全く承知していないというのは問題だと考えます。レプリコンワクチンの「シェディング」について現状、臨床試験もしくは何らかの調査が行われているか行われていないか端的にご教示ください。
大臣:
レプリコンワクチンはRNAワクチンであり、ご指摘の報告書に記載のある増殖型組換えウイルスワクチンにはあたらないものと承知しています。その上で、レプリコンワクチンに関する国内臨床試験において、お尋ねの「シェディング」と呼ばれる事象が生じるとの知見は現時点ではないものと承知しています。そのため「シェディング」に関する追加的な調査等を実施する必要性は現時点では認められません。引き続き最新の科学的知見を踏まえ、レプリコンワクチンの有効性・安全性の確保にしっかり努めてまいりたいと考えています。
記者:
臨床試験自体は行われているということでしょうか。
大臣:
レプリコンワクチンに関する国内臨床試験において、お尋ねの「シェディング」と呼ばれる事象が生じるとの知見は現時点ではありません。そのことを申し上げました。
引用終了--
上記のように,武見大臣は,レプリコンワクチンは「増殖型組換えウイルスワクチンにはあたらないものと承知しています。」と言っています.
科学的な見識では信じられない回答です.レプリコンワクチンは増殖型組換えウイルスワクチンと言えるはずです.
武見大臣,あるいは国は,後に,貴社子会社のMeiji Seika ファルマ株式会社がmRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」の毒性,問題点について,「会社からの説明はなかった」と言い出す可能性があるかもしれません.
「コスタイベ筋注用」のワクチンとしての効果は,既にコロナウイルスのスパイクタンパク変異が進んだ現在,あまり効果的ではないと予想されます.既に旧来のmRNAワクチンが,ウイルスの変異に追いついていないとする報告は多数あります.加えて「抗原原罪」のため,かえって悪影響を与えている可能性もあります.一方で,「コスタイベ筋注用」のmRNAワクチンとしての危険性は従来のファイザーのワクチンと同程度あり,さらにレプリコンによる問題点が追加されると考えられます.
Meiji Seika ファルマ株式会社は,明治ホールディングスの完全子会社ですから,今後訴訟が頻発すれば,親会社は社会的,経済的責任を負うものと予想します.
mRNAワクチンは,抗生物質とは守備範囲が異なる製剤です.レプリコン製剤は,世界の何処も認可しておらず,日本だけで認可されました.これはどういう意味でしょうか.レプリコン製剤の実験は,研究者としては閉鎖型実験室で行うべきレベルのものだと思います.世界は,日本国内での結果を見守っています.推奨する政治家は厳格な科学,医学の詳細を理解しているのでしょうか.
国から,コロナワクチン製造を進めるように,との圧力がかなり強いと,製薬会社から最近聞いています.コロナワクチン製造が他の先進国に比べて日本でおくれたことは,事実ですが,それは,国内製薬会社の技術の問題ではありません.
コロナウイルスを生物兵器と見做し,ワクチン製造を含め,巨大な予算が米国防省などにより投資されてきたことは,米国の資料から容易に推察されます.アメリカは,国内で行うには危険すぎるウイルス機能獲得研究をオバマ政権が中止させましたが,アンソニー・ファウチらが,中国にお金を流して継続しました.レプリコンは米国の技術であるのに,何故,米国で認可,実施されず,日本で認可されたのでしょうか.レプリコンワクチンは日本を舞台に実施される壮大な実権の一部であるように感じます.
日本人には原爆が投下されましたが,ヨーロッパ(ドイツ)には投下されませんでした.アジア人とヨーロッパ系白人の間に,人としての軽重があるとは考えたくないものですが,伝播する可能性のある物質の実験的な試みが,日本で行われることは日本人として大きな問題であると考えています.もし,日本で行われた治験的mRNAワクチン(レプリコン)が危険であると世界が見做せば,どのようなことが生じるのか心配です.
日本は島国なので,レプリコンワクチンによる問題が大きくなれば,欧米への渡航禁止も欧米側から実施することも可能です.日本人が差別される可能性もある,と心配しています.
現在のコロナ感染症は,ほとんど重症化することなく,対症療法で治療可能です.ワクチンの定期接種は製薬会社に取っては短期的にドル箱になる可能性があるかもしれませんが,ファイザーやモデルナの今回のワクチンが,歴史的に素晴らしかったと評価されるかは,疑問だと感じています.
政府の補助や,世界的規模の製薬会社の寄付が社会を歪めることは,既に論文でも指摘されています.
多くの日本人は真実を知りません.テレビ放映を見て,恐怖を煽られ,自分のためにも,家族のためにも,世の中のためにもなると考え,mRNAワクチンを接種しました.その結果,超過死亡は恐ろしく増加しましたが,これはコロナ感染症のためではありません.また,世界中のワクチン接種国で,出生率が急激に低下しています.これはどういうことでしょうか.
厚生労働省の専門家部会は9月12日,製造販売の承認を了承したと発表されました.もう,時間が無く,発売は決定されていることなのかもしれません.しかし,日本国のためになること,日本人を大事にすること,を考えた時,今回のmRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」の発売に,ご意見を申し上げることとしました.
長文にもかかわらず,お読みいただき,ありがとうございました.