コロナワクチンは,何れの形のワクチンであれ,体内に抗原となるべきスパイクタンパクを導入します.
従来型のワクチンの概念では,抗原となるタンパク質を抗原性補強のためのアジュバントと共に接種する.mRNAワクチンはタンパクを体内で作るための情報源であるmRNAを接種し,抗原タンパクは体内の細胞で作られる.
コロナウイルスに関しては,他のウイルスに対するワクチンと違い,抗原となるべきスパイクタンパク自体が毒性を持つものであることが分かっています.だから,コロナウイルスに対するワクチンは使ってはならないワクチンになります.タンパクワクチン(
ヌバキソビッド)であっても,スパイクタンパクを体内に注入することになります.
mRNAワクチンは,コロナワクチンで世の中に出てきましたが,mRNAワクチンというコンセプト自体が,予防薬としてのワクチンとして不適切です.現在のmRNAワクチンは,いかなるものでも,長期的には身体に害を与えます.
今年2023年のノーベル賞受賞で「
カリコ氏らはmRNAを構成する物質を別の物質に置き換えることで炎症反応が抑えられることを発見」とありますが,この
「ウリジン」を「シュードウリジン」に変えるということが,大きな問題になります.癌やその他の不治の病を治療するために利用されるならば良いのですが,多くの病気でない人々に接種するワクチンとしてこの技術を使うことには問題があります.
①シュードウリジンは免疫応答を抑制するので,接種すると免疫機能が低下します.
②シュードウリジンを用いると,mRNAが分解されにくくなり,タンパクを作り続ける時間が長くなります.
③mRNAが分解されにくくなり,体内に留まる時間が長くなると,逆転写により,遺伝子(DNA)にmRNA配列が組み込まれる可能性が高い.(逆転写酵素がないから遺伝子には組み込まれないという人がいますが,勉強不足です.理論的にはレトロトランスポゾンを調べてください.現実的には実験レベルで組み込みが生じることが報告されています)
②,③により,長い時間,抗原タンパクが作られ続けます.そうすると免疫グロブリンIgGの中のIgG4が増加し,その抗原に対する免疫が低下する.アレルギーに対する減感作療法などで長期に同じ抗原刺激が存在するとIgG4 サブクラスの抗体が産生されるのです.
よって,mRNAワクチンは,免疫低下を引き起こします.多くの人々に使用すると不都合の多い技術です.
EUの偽情報検閲の取り組みは,自由な発言の権利を奪うものである.
彼らのいう「偽情報」とは彼らにとって都合の悪い「真実」である.