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この時代を生きていく上で,よく分からないことを,少しでも理解できるように努めていきたい.時間をかけて,このブログを書いている理由は愛する人達が気づき,生き延びてくれるように願うからである.

信頼性の低い報告を大げさに報告する情報操作,イベルメクチンは効かないという嘘?

最近のものでは,イベルメクチンはコロナ肺炎に効かないという情報が,あちこちのサイトに貼られていて,ルーツを辿ると,Los Angeles Timesに行き着く.この記事の元は
August 6, 2021: Early Treatment of COVID-19 with Repurposed Therapies: The TOGETHER Adaptive Platform Trial (Edward Mills, PhD, FRCP)
という発表である.査読を経ていない.キーワードにもキーポイントにもイベルメクチンが出てこない.TOGETHER試験試験と名付けられたこの研究は,イベルメクチン反対派がよく言う,”発展途上国の研究は信じられない”,とする地域(ブラジルと南アフリカ)で行われている.

このLos Angeles Timesの記事の下の方に,この研究者のEdward Mills, COVID researcherの言葉があり,
    I’ve had enough abuse and so have the other clinical trialists doing Ivermectin. Others working in this area have been threatened, their families have been threatened, they’ve been defamed.
とある.
自分は虐待を受け,イベルメクチン投与を行った他の研究者も虐待を受けた.
この分野で働く他の人々は脅迫され、家族も脅迫され、名誉を毀損された。
と書かれています.かなりの妨害と嫌がらせがあったのだろう.


このLos Angeles Timesの記事を書いた人は
Michael Hiltzikと言う人物である.
これについて,Recent Study of Ivermectin Finds No Effect on CovidというDavid Hendersonという人の記事があり,読者コメントにCharley Hooperのコメント(Aug 12 2021 at 2:34pm)がある.

このコメントをグーグル翻訳すると,
(1)LAタイムズの記事が嫌いでした。それは非常に「トランプ派の人々は再び間違っている」です。部族主義に言及することなく、科学的な結果について話し合うことはできませんか?

(2)結果は、イベルメクチンが患者を助けたことを示していることに注意してください。相対リスク:0.91(0.69-1.19)。死亡率の相対リスク:0.82(0.44-1.52)。言い換えれば、イベルメクチン患者は進行する可能性が9%低く、死亡する可能性が18%低くなりました。次に何が起こるかはわかっています。「しかし、統計的に有意ではありません。」はい。ただし、結果は正しい方向にあり、より大規模な試験では統計的に有意な結果が示されている可能性があります。さらに、これらの結果は、イベルメクチンを服用している患者がプラセボを服用している患者よりも優れている確率が75%であることを示しています。見出し(「まったく効果がない」)はまったく間違っています。もし私が病気で、今日イベルメクチンとプラセボのどちらかを決定しなければならなかったとしても、この1つの試験に基づいて、私はまだイベルメクチンを使います。

(3)このトライアルは、適切に設計され、実行された場合にのみ有効です。それは適切なレベルで力を注がれていますか? 私はそれを判断する立場にありません。さらに、それが反復されるのを見るのは素晴らしいことです。

(4)医学の秘訣の1つは、誰がいつ治療を受けるべきかを知ることです。おそらく、これらの患者の何人かはイベルメクチンを摂取すべきであり(彼らはそれでうまくいった)、他の患者はそうではないはずでした(彼らはそれでうまくいきませんでした)。さらに分析すると、誰が恩恵を受け、誰が恩恵を受けなかったかがわかる場合があります。おそらく、患者はこの試験での実施よりも遅かれ早かれ,イベルメクチンを摂取すべきでした。

(5)イベルメクチンは予防に有望です。それが治療に失敗したとしても、良い報告はそれがイベルメクチンの話の終わりではないことを指摘するべきです。


また、LA Timesの著者は、Luvox(フルボキサミン)が研究で示した成功には言及する価値がないと考えていましたか?

この
Los Angeles Timesの記事を書いたMichael Hiltzikは,イベルメクチンが効果がある傾向を示したにもかかわらず,統計学的に有意な差を示せなかった,という事実を,ねじ曲げて,「まったく効果がない」との見出しを付けている.この研究でのイベルメクチン投与量は,少なめの設定である.また,この報告では,Luvox(フルボキサミン)が有望であるという結果が出ており,それが重要なメッセージであるのに,それには全く触れず,イベルメクチンはまったく効果がない」と言っている.これは,捏造に近い表現であると思われ,意図的にイベルメクチンを貶めている.

この研究の詳しい結果は,https://dcricollab.dcri.duke.edu/sites/NIHKR/KR/GR-Slides-08-06-21.pdf
にある.


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コメント

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