私は,今回のコロナパンデミックでmRNAワクチンが使用されるまで,ワクチンに対する疑問を持つ事はほとんど無かった.しかし,mRNAワクチンのおかしさが分かるにつれ,ワクチンとはどういう物なのか,検討し直すべきだと思うようになってきた.
とは,言え,今でも全てのワクチンが悪い物だとは考えていない.
しかし,ワクチン接種に関しては,mRNAだけでなく,多くのものの安全性が検証されるべき時に来ている.
だいたい,ワクチン接種間隔についても,昔は厳しく,間隔を空けていた.
2020年9月末までは、不活化ワクチンの接種後6日以上、生ワクチンの接種後27日以上の間隔をおかなければ、次のワクチン接種を受けることができない事になっていた.
だが最近は,接種するワクチンが増えてきたため,異なるワクチンを同時に接種することが為されており,接種の間隔も規制が緩くなっている.しかし,これは研究により安全性が確認されたからではないと思われる.
異なるワクチンの接種間隔の見直しについて
では,治験的な研究の結果安全だと分かったから,変更しているのではなく,「接種間隔が安全性に影響したという報告はない 」などという根拠である.コロナワクチンで用いられた
『害があるという報告は見られない』から安全とする誤ったロジックであるようだ.この知らないことは安全であるという考え方を何故,採用するのか.
それは,ワクチンが何種類もあるからである.ワクチンは接種されるようになると安定した数で消費されるので,経営的にリスクの小さい製品になるからである.
ビル・ゲイツのお気に入りワクチンの接種者はワクチン未接種の子供の10倍の割合で死亡することが判明 デンマークの研究で30年間の記録が調査された。 そして、DTPワクチンを接種した女児はワクチン未接種の子供より10倍死亡しやすいことがわかった。
このことに関して,以下に二つの論文を引用するが,ワクチン相互作用による悪影響は我々が知らないだけで存在する可能性がある.
https://academic.oup.com/trstmh/article/110/10/570/2548939
2016年
Is diphtheria-tetanus-pertussis (DTP) associated with increased female mortality? A meta-analysis testing the hypotheses of sex-differential non-specific effects of DTP vaccine
ジフテリア破傷風百日咳(DTP)は女性の死亡率増加と関連するか? DTPワクチンの性差による非特異的効果の仮説を検証するメタアナリシス
結果
BCG接種児を対象とした7件の研究では、DTP接種は女児の死亡率の2.54倍(95%信頼区間1.68-3.86倍)増加と関連していた(男児では増加なし[比0.96、0.55-1.68])。 BCG接種を受けた小児を対象とした10件の研究では、女児対男児の死亡率比は、DTP前と比較してDTP後は2.45倍(1.48-4.06倍)であった。 BCG接種後にDTPを受けた小児を対象とした15件の調査では、死亡率は女児が男児より1.53倍(1.21-1.93倍)高かった。 この結果は、仮説の設定前後に行われた研究でも同様であった。
https://academic.oup.com/jid/article/223/11/1984/5944053?login=false
2020年
ジフテリア-破傷風-百日咳(DTP)ワクチンは女性-男性の死亡率上昇に関連する。 麻疹ワクチンの前後にDTPを接種した場合の研究
結論
F/MのMRRはDTPの投与量が増えるにつれて増加した。 MV(麻疹ワクチン)後、女児の死亡率は男児より低かった。 MV後のDTPでは、女子の死亡率は男子に比べて再び増加した。 このようなF/M MRRの変化を説明できるバイアスはない。 百日咳に対する集団免疫がある状況では、DTPによって男性の生存率が大幅に改善することはなく、DTP後にF/M MRRが高くなるのは、女性の死亡率の絶対的な増加を反映している可能性がある。
女性/男性(F/M)死亡率比(MRR)、およびDTP接種後の麻疹ワクチン(MV)